頼もしい夫と思春期の息子

うちには思春期真っ只中の中1息子がいます。

年がら年中、私をババア呼ばわりします。

 

うっせー、ババア。

死ねよ、ババア。

飯はまだか、ババア。

向こう行けよ、ババア。

テメェゴミ以下だろ、ババア。

 

と、こんな感じです。

 

ちょっと黙っててね、お母さん。

ちょっとあっち行っててね、お母さん。

お腹すいたよ、お母さん。

今はひとりにしてほしいんだよ、お母さん。

良い母親になってね、お母さん。

 

と、変換していますので、私は平気です。全然傷つきません。

 

ただ夫は許せない様子です。

 

先日、また息子が

「もう本当に死ねよ、ババア」

と言った時の事。

 

夫は息子をソファになぎ倒し、こう啖呵を切りました。

 

「テメェ!俺の女をババア呼ばわりしてんじゃねえ!死ねとか二度と言うな、バカ息子!」

 

勿論、夫の方が体格も良いし腕力もあります。

息子はあえなくソファに撃沈し、びっくりした様子で、しばらく動けませんでした。

 

夫が私の所へ来て、

「ママが死んだら俺も死ぬ」

と、私の手を取って言いました。

私もすかさず

「パパが死んだらママも死ぬ」

と言って、これ見よがしに、二人でぎゅーぎゅー抱きしめ合い、ベタベタしました。

 

息子は

「あー気持ちわりい、ジジババが!」

と、負け惜しみを言ってどこかへ出かけて行きました。

 

あっはっは〜の大笑い!

中学生なんかに負けないわよおおおおおお!

私たちの勝ちいいいいい!